ものがたり
友人の結婚式に参列するため、フランス人の哲学者・ソフィは、はじめて福島県を訪れる。 見ず知らずの土地。通じない言葉。頼りにしていた地図さえ、気づけば失くしてしまっていた。
途方に暮れる彼女の前に現れたのは、不思議な “ともだち” と、一枚の “まっぷ” 。 どこに辿り着くか分からない、奇妙な旅を共にしていく。
導かれるままに歩き、寄り道をし、出会った場所で立ち止まる。 そこにあるすべてが、誰かの手によってつくられ、受け渡されてきた 「文化」 なのだと、ソフィは少しずつ感じ取っていく。
幸せがいっぱいの福島。
たった一日の、旅とも冒険ともつかない時間のなかで、ソフィは久方ぶりに再会する友人にかけるべき言葉を、ゆっくりと見つけていく。


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