ひとつひとつ実現する ふくしままっぷ

べこ太郎

ひろしま避難者の会 アスチカ(広島県)

ふくしままっぷ友の会 金友紹介企画
「めぐっていい友!」 第19回。

今回お話を伺ったのは、広島県広島市にある「ひろしま避難者の会 アスチカ」の代表 三浦綾さんと、副代表の新妻のり子さん。

東日本大震災と原発事故をきっかけに、広島県・山口県・島根県で暮らす避難者の方々を支える拠点として、情報発信や交流の場づくりを続けています。

アスチカのお二人とふくしままっぷの関わりは、初代のふくしままっぷを手にしたことから始まりました。
福島での会議の際に持ち帰り、「これはいいね」と大切に掲示してきた一枚。
セロテープの跡が少し黄ばんだそのまっぷから、長く福島を思い続けてきた時間が伝わってきました。

現在は、福島県産品の物販とともに、ふくしままっぷも配布しています。
広島で暮らす方や、東北にゆかりのある方が手に取ると、「娘が会津にいるんです」「いわきはどこですか」といった会話が自然に生まれるそうです。

福島は広く、浜通り・中通り・会津では気候も文化も少しずつ違います。
その距離感や多様さを伝えるとき、ふくしままっぷはとても心強い一枚になるといいます。

「福島、頑張ってるんですよ。かわいいでしょう」

そう声をかけながらまっぷを広げる時間は、福島を離れて暮らす人にとっても、福島を知らない人にとっても、ふるさとや土地の記憶に触れるきっかけになっています。

震災から年月が経ち、県外で生活を続ける方々の状況も一人ひとり異なります。
それでも、いつか故郷に戻りたい、福島を懐かしみたいという思いは、今も確かに残っています。

ふくしままっぷを通して、遠く離れた広島でも、福島の話が始まる。
アスチカには、福島と人をゆるやかにつなぎ直す、静かなあたたかさがありました。

 

ひろしま避難者の会 アスチカ

広島県広島市西区三篠町2丁目15-5 加藤ビル

営業時間/10:00〜16:00

定休日/
木曜・土曜・日曜
(土曜日月1回営業あり)

TEL.082-962-8124

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