あんぜんなたべものや(福島市)
めぐっていい友!
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めぐっていい友!
2026年04月13日
ふくしままっぷ友の会 金友紹介企画
「めぐっていい友!」 第9回。
今回訪れたのは、川内村(かわうちむら)にあるカフェ&ギャラリー「秋風舎(しゅうふうしゃ)」
お話を伺ったのは、志賀風夏さんです。
ふくしままっぷとの出会いは、かわうち草野心平(くさのしんぺい)記念館「天山文庫(てんざんぶんこ)」で働いていた頃のこと。
館内に掲示された一枚のふくしままっぷが、その始まりでした。
可愛らしいイラストと、目を引くデザイン。
期間限定の掲示物とは違い、「ずっと貼っておきたい」と思えたといいます。
「地図なんですけど、それ以上のものを感じたんです」
県内各地の魅力が一枚に詰め込まれ、眺めているだけで「何か楽しそうなことがありそう」と感じられる。
その直感的な楽しさが、志賀さんの心に残りました。
そして、その一枚の地図は、別のかたちでも志賀さんのもとに届きます。
片渕須直監督によるアニメーション「ふくふくの地図」
ふくしままっぷをもとに描かれたその作品の中に、秋風舎と川内村の風景が登場していたのです。
もともと監督のファンだった志賀さんにとって、それは思いがけない出来事でした。
「自分や自分のいる場所が、あの作品の中にあるんだと思うと、不思議な気持ちでした」
紙の上に描かれていた風景が、映像として立ち上がる。
その広がりによって、ふくしままっぷは“知るための地図”から、
“誰かに伝えたくなる風景”へと変わっていったように感じられたといいます。
店内で提供しているメロンソーダも、その延長線にあります。
川内村の平伏沼(へぶすぬま)をイメージした一杯は、作品の中にも登場し、訪れた人の記憶と静かに重なっていきます。
「ここに来れば、この地域のことが自然と伝わる。そんな場所にしたいんです」
志賀さんが目指しているのは、情報を並べる場所ではなく、土地の空気ごと伝わる場所。
その在り方は、ふくしままっぷとも重なります。
そして、こんな言葉も残してくれました。
「ふくしままっぷを手に旅をするなら、計画を詰めすぎずに、少し余白を残して楽しんでほしいですね」
ふくしままっぷを見て気になった場所へ、ふらりと足を運ぶ。
あらかじめ決めすぎないことで、その土地の空気や、思いがけない出会いに気づけることもあるといいます。
地図に描かれているものだけではなく、その周りに広がる景色や時間までも楽しんでほしい。
ふくしままっぷは、そんな“余白のある旅”へとそっと背中を押してくれる一枚なのかもしれません。
カフェ&ギャラリー 秋風舎
福島県双葉郡川内村大字下川内字牛淵509
営業時間/
11:00〜17:00 (L.O 16:30)
定休日/
火曜・水曜・木曜
冬期休業・不定休あり
TEL.070-2811-6899
Instagram
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